フップシ岳登山
阿寒国立公園の雌阿寒岳の隣にあるのが標高1225mのフップシ岳です。
夏の登山道はなく、夏に登る方は少ないと思いますが積雪期は登山者もいます。
登山口は十勝と釧路の堺にある足寄峠(R241)からで、すぐに針葉樹の林の中を頂上まで歩きます。
眺望はなく鬱蒼としたエゾアカマツ中を薄っすら残るトレースを頼りに登りますが、急になるとトレースもなくなり積雪も深くスノーシュを付けての右往左往の悪戦苦闘で何とか頂上へ着きました。
登山時間:登り4時間30分 下り2時間
最初は平坦なアカエゾマツの林の中を歩きます。
雪を被った木々は美しく、素敵な山歩きができます。
標高1000m付近からはトレースも不明になり、林の様子も変わります。
頂上が近くなると雪も深くなり、ラッセルをしながらの登り。
頂上です。ここからは全く展望がありませんが、ダケカンバの木に日の丸の旗がありました。
頂上にあった日の丸の旗。
頂上の木々の間を覗くと阿寒湖と雄阿寒岳が見えます。
頂上の私。
頂上から少し戻ると雌阿寒岳も見えます。
※この山は眺望はないですが、厳しい冬の雪景色の針葉樹の中を歩くのも楽しいですね。
3月も中旬ごろになると、雪も締まり歩きやすくなりますが(以前登った時)雪の美しさはなくなりますね。